田中たかあきブログ

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世界史

カルヴァンの予定説が絶対王権の敵だったワケ

こんにちは、田中です。 ヨーロッパで生まれた絶対王権では、国王は法を自由に変更し、人々の財産や命を自由に扱うことができました。 そんな絶大な権力を持つ国王に対して、ローマ教会も大貴族も逆らえない。 このときの国王は、まさに怪物リヴァイアサンの…

絶対王権が生まれた理由

こんにちは、田中です。 中世ヨーロッパでは、2つの争いによって議会や憲法が作られました。 その2つとは、王権をいっそう強くしようという王と、伝統主義(昔の慣習を大事にする価値観)によって王に対抗する領主(貴族)です。 でも、国王と貴族の争いか…

多数決と民主主義はもともと無関係である理由

こんにちは、田中です。 前回の記事で書いたように、議会と民主主義は全く関係ありませんでした。 小室直樹の『痛快!憲法学』によれば、実は、多数決も民主主義とは関係なく生まれました。 そもそも、ゲルマン社会の中では、何かを決めるときは、意見が全員…

中世ヨーロッパで議会が生まれた2つの理由、憲法の誕生

こんにちは、田中です。 ヨーロッパの最初の議会は、1265年にイギリスで開かれた議会です。 そして、このイギリスの議会が開かれた後に、各地の王国で議会が次々と開かれました。 例えば、フランスでは1302年に三部会という議会が開催されてます。 …

信用と負債、銀行が人を豊かにした

こんにちは、田中です。 お金の進化が人を豊かにした、という話です。 歴史学者のニーアル・ファーガソンの『マネーの進化史』によれば、お金の進化は、人類の進化のために必要不可欠でした。 金融システムが進歩したから、多くの人たちが豊かな物質文明を楽…

中世の教会が堕落していった理由

こんにちは、田中です。 商人たちからお金を出してもらったことで、自分の軍隊を持つことができた中世ヨーロッパの国王は、力を持つようになってきました。 でも、まだ領主たち(貴族)には切り札があったんです。 小室直樹によれば、その切り札とは、伝統主…

中世の国王軍と織田信長の軍隊のたった1つのイノベーション

こんにちは、田中です。 中世の国王軍や、信長の軍隊がやった、たった1つのイノベーション、それは、 兵士専門のプロ集団を作ったことです。 商人たちを盗賊たちから守るかわりに、中央ヨーロッパの王様は商人たちからお金をもらう、という取引きによって、…

中世ヨーロッパの国王

こんにちは、田中です。 ヨーロッパの社会でお金が使われるようになり、農奴の力が強くなって、土地を持ってる領主の立場が弱くなった結果、中世社会が解体された、という話を前の記事でしました。 小室直樹の『痛快!憲法学』によれば、そんな中世社会の解…

中世ヨーロッパの農奴を解放した3つの原因

こんにちは、田中です。 前の記事で話したように、中世ヨーロッパで土地をもった領主が、農奴たちを働かせてました。 しかし、小室直樹によれば、あるきっかけによって、中世社会は解体していきます。 そのきっかけが、農奴の人口の激減です。 ペストが封建…

中世ヨーロッパの王様の意外な特徴

こんにちは、田中です。 小室直樹の『痛快!憲法学』によれば、2つのことを知ると、中世のヨーロッパを理解しやすくなるそうです。 1つは、中世ヨーロッパの王国には、国土も国民も国境もなかったことです。 2つめは、国王の力がとても制限されていたこと…

「契約」を重視した中世ヨーロッパの主従関係

こんにちは、田中です。 中世ヨーロッパでは、中世の王様にあまり実力や権力がなくて、王様は他の領主どうしを仲介する、学級委員長みたいな存在でした。 「王様に対して権力がないのに、よく国がまとまっていたね」 国がまとまっていた理由は、王と家来の間…

中世ヨーロッパの国王は学級委員長みたいなものだった

こんにちは、田中です。 実は、民主主義と憲法は本質的に無関係かもしれないです。 「えっ?憲法は民主主義の基本だろ?」 私もそう思ってたのですが、小室直樹の『痛快!憲法学』によれば、それは誤解であるようです。 憲法と民主主義は、本質的に何の関係…

憲法は誰が誰に命令しているのか

こんにちは、田中です。 今日の話は、「憲法は誰のために書かれたものか」という話。 結論から言うと、この問いに対する答えは、国家権力。 憲法は、国家権力に対する命令です。 小室直樹によれば、憲法とは国民に向けて書かれたものではない。 憲法は、国家…

「遠山の金さん」が暗黒裁判である理由

こんにちは、田中です。 実は 遠山の金さんって暗黒裁判なんですよ。 なぜかというと、金さん1人に全ての権力が集中しているから。 これは、「刑事裁判って誰を裁くためのものか」 ということにすごく関係してます。 小室直樹によれば、刑事裁判とは被告を裁…

日本国憲法が死んでいる理由

こんにちは、田中です。 「日本国憲法はもう死んでる」と、政治経済学者の小室直樹は『痛快!憲法学』の中で言っています。 「日本の憲法はもう死んでる?北斗の拳じゃないんだから。死ぬわけないだろ」 あなたはそう思ったかもしれません。 たしかに、憲法…