田中たかあきブログ

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雑草は踏まれても立ち上がらない理由

こんにちは、田中です。

雑草は、踏まれても立ち上がる、というイメージがあります。

しかし、実は雑草は、何度も踏まれると立ち上がりません

 

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雑草は立ち上がらない

 

雑草学が専門の、稲垣栄洋先生(静岡大学大学院)によれば、

雑草は何度も踏まれたら、立ち上がらなくなるんです。

 

なぜなら、雑草は生命力が非常に弱い植物だからです。

植物の目的は、花をつけ種をまき、子孫を残すことです。

人間に踏みつけられることが、植物の目的ではありません。

 

雑草はある理由で、人に踏まれる場所に咲く必要があります。

だから、雑草は人に踏まれながら、花を咲かせることを選ぶそうです。

それゆえ、「雑草は何度踏まれても負けずに立ち上がるんだ、人生も同じだ」

みたいな発言は間違いなのです。

 

「えっ、でも、雑草はなんでわざわざ人に踏まれるような場所に生えるの?」

あなたはそう思ったことでしょう。以下でその理由を説明します。

 

雑草は競争に弱い

稲垣教授によれば、雑草は特殊な植物です。

雑草は、競争に弱い植物なのです。

 

「えっ雑草は生命力強そうだけど」

そう思ったあなた、不正解です。

雑草は、いろんな植物が群雄割拠のようにたくさん生えているような

環境では、生きていけません

 

なぜなら、雑草は他の植物に負けるからです。

雑草は、他の植物より弱いのです。

決して、生命力の強い植物ではないのです。

 

他の植物がいたら負けてしまって、生き残れない、

だから、雑草は草取りされたり、人に踏まれたりする場所に生えるのです。

 

というのも、草取りされたり、人に踏まれるような場所には、

他の植物が生えないからです。

雑草は、他の植物が生えることができない場所で生きていく戦略をとっています。

 

雑草の戦略は孫子の兵法と同じ

雑草がとっている戦略は、孫子の兵法と同じです。

つまり、敵と戦わないようにしている、という点が同じです。

 

孫子の兵法では、戦わずして勝つのが最もよいことです。

孫子の兵法は弱者の戦略ですから、敵と戦わないで済むのが一番いいのです。

 

雑草も、弱者の戦略として、敵と戦わないで生きる方法を採用しています。

雑草のような弱い植物に必要なのは、競争に勝つことではありません。

敵と戦わずに、生えることができる場所を見つけることが必要です。

 

稲垣教授によれば、雑草と呼ばれる植物群の特徴は、

厳しい環境の中で、敵と戦わずに、自分と戦う道を選ぶことです。

 

つまり、他の強い植物が生えないような場所で生きる道を選ぶのです。

それは、草取りされたり、人に踏まれるような場所なのです。