田中たかあきブログ

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日本の幽霊には足がない理由

あなたは、日本の幽霊に足が無い理由を知っていますか?

今日は、日本の幽霊に足がない理由についてお話します。

 1言で言うと、それは現在に足がついていないからです。

どういうことか、以下で詳しく説明します。

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日本の幽霊の3つの特徴

まず、日本の幽霊の特徴は以下の3つです。

1:おどろ髪を後ろに長く伸ばしてひいていること。

2:両手を前にチョコンと突き出していること。

3:足が無いこと。

この3つの特徴の意味を、順番に説明します。

 

1:髪を後ろに長く引きずっている理由

日本の幽霊の髪が後ろに長く伸びている理由は、過去を引きずっているからです。

つまり、過去に執着して、過去にとらわれている状態を意味しています。

 

例えば、「恋人にあんなことを言わなければよかった」とか

「結婚しなければよかった」と言うように、

過去に済んでしまってどうにもならないことを、過剰に後悔する状態です。

 

つまり、もう終わってしまってどうにもならない過去について、

クヨクヨと、怨念(おんねん)のように、執念深く、

「ああすればよかったな。こうすればよかったな。」と、心が過去にだけ向かっている状態です。

 

2:両手を前に突き出している理由

 両手を前にチョコンと突き出している理由は、未来に執着しているからです。

明日や来年のこと、未来のことを、過剰に想像し悩んでしまう状態を意味します。

 

例えば、大好きな恋人と一緒にいるときに、

「1年後に彼女が浮気をしたらどうしよう」とか

「結婚した後に彼女が他の男と不倫したら嫌だな、怖いなあ」と考えて悩んで、

未来を想像して苦しんでしまうのです。

 

このように、未来を過剰に想像し、苦しんでいる状態を、

両手を前にチョコンと突き出している姿で表現しているのが、日本の幽霊です。

 

3:足が無い理由

日本の幽霊に足がない理由は、心が現在に集中できていないからです。

つまり、過去や未来に執着して、現在に意識を向けられないで、

現在という地に足が着いていない状態を意味します。

 

例えば、「大学の卒業論文が書けなかったらどうしよう」と先のことに悩んだり、

「1、2年生のときにもっと勉強しておけばよかった」と過去のことを後悔して、

今、卒業論文を書くという現実に集中することができない状態です。

現在ではなく、過去や未来に意識が向かっていて、固定されています。

 

私は幽霊かもしれません・・・

「田中さん、あんたこそ幽霊だね!人間じゃないね!」

こう書いていて、もしかしたら自分は幽霊なんじゃないかと思って、突如つまずいて目の前に倒れてしまいました。

しかし、目の前の地面をじっとにらみながら、「そうでないところもある」

と自分に言い聞かせながら、前に進むことにします。

 

以上、日本の幽霊に足がない理由についてあなたにお伝えしました。

でも、幽霊になるのもそんなに悪くないと私は思います。

 

まとめ

・幽霊の髪が長い理由は、過去を引きずっているから。

・両手を前に突き出している理由は、未来に執着しているから。

・幽霊の足がない理由は、現在を生きていないで過去や未来に集中しているから。

 

参考文献:青山俊童『悲しみは明日花咲く』、2000年、光文社