読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

田中たかあきブログ

当たり前のことや基本をしっかりやることを大切にしてます。

言葉の意味とは何か

こんにちは、田中です。

言葉の意味とは何かという話をします。

結論から言うと、私は主に2つの要素があると考えます。

 

1つめは、使い方です。言葉やものや身振りの使い方です。

2つめは、イメージとか、見たり触ったりという知覚情報です。

以下で、詳しく説明します。

f:id:puell:20151018110919j:plain

 

「言葉の意味とは何か」っていう問いの立て方自体が、あいまいで分かりにくいのですけど、

あなたも普段、誰かが言った言葉に対して、「それどういう意味?」と聞くことがあると思います。

 

1.適切な使い方が言葉の意味

言葉の意味について調べるときは、辞書を使ったり、ネットで検索したり、人に聞いたりしますよね。

そこで情報をあつめるのですが、では何の情報を集めるかというと、

まずその言葉の使い方を調べますよね。

 

例えば、「三角形」という言葉の意味を辞書や本やネットで調べるとき、

「三角形」という言葉がどういうふうに使われるかを調べますよね。

 

「三角形」という言葉は内角の和が180度の図形だ、とか、

角が3つある図形だ、というように。

 

このとき私たちがしていることは、「三角形」という言葉を文章の中で使ったときに、どういう場合には適切な使い方になるのか、ということを調べてますよね。

同時に、「三角形」という言葉をどういうふうに使うと、その文が不適切な間違った文になるか、という情報を知るわけです。

 

例えば、目の前のリンゴを私が指さして、「これは三角形だ」と言ったら、

あなたは「違います。これは三角形じゃなくてリンゴですよ」と言うでしょう。

この場合、私は「三角形」という言葉を間違った不適切な使い方で使っている、ということです。

 

しかし、三角定規を指さして、「これは三角形だ」と言ったら、「うん、それは確かに三角形だね」ってなりますよね。つまりこのような「三角形」の使い方は、適切な使い方だと言われるわけです。

このように、私たちは、言葉の意味について何か言うとき、

その言葉を文の中で使ったときに、その使い方が適切な使い方なのかどうかを気にします。

その言葉をどういう場面で、どういう使い方をすれば、その文章は適切だと言えるのか。

どういう場面で、どういう使い方だと、その文は不適切になるのか。

 

つまり、その言葉を文章の中でつかったときの、使い方の条件を、私たちは「言葉の意味」として捉えている、ということです。

 

「三角形」という言葉を文章の中でどういう使い方をすると文が真になり、

どういう使い方をすると、その文章は偽になるか、という条件、使い方を知ることを、私たちは「言葉の意味を知ること」と理解していると思われます。

 

ちなみに、数学者のゴッドロープ・フレーゲという人や、哲学者のウィトゲンシュタイン、ドナルド・デイヴィドソン、などといった人たちは、このような考え方をしています。

言葉の意味とは、文章の中での真理条件によって決まる、という考えです。

 

2.イメージがないと言葉の意味は決まらない

しかし、言葉の意味の要素は、もう1つあると私は考えます。

それは、イメージとか、見るとか触るといった知覚情報です。

目で見える情報だったり、音だったり、触ったときの感覚だったり、匂いだったり、味。

記憶とかもイメージみたいな感じだと思いますけど、とにかくそういうイメージです。

それが、言葉の意味の要素の1つですよね。

 

なぜなら、人はイメージとか知覚情報がないと、言葉の使い方を決定できないからです。

当たり前の話ですけど、何かを見たり触ったりして、イメージがあるから、言葉の使い方もわかりますよね。

 

例えば、「ネコ」という言葉の意味を理解しようと思ったとき、「ネコ」という言葉の使い方を調べようとします。

でも、「ネコ」という言葉で指されるものについて、私たちが全くイメージを持てなかったら、言葉の使い方をりかいできないですよね。

 

ネコとは、毛があってモコモコしていて、ニャーと鳴くんだとか言われても、

モコモコした毛を見たことがなかったり、「ニャー」という音がどういう音なのか分からなかったら、何も分からないですよね。

 

「でも田中さん、「正千角形」という言葉は、イメージできないけど、意味は分かります。だから、田中さんは間違っていると思います!」

 

確かに、正千角形というものを、明確にはイメージできません。

しかし、私たちは、図形とか角とか、まっすぐの線とか、そういうものを見たことがあるから、なんとなく「正千角形」を理解できるんです。

角とかまっすぐの線とか図形について、全くイメージを持てなかったら、「正千角形」とか言われても意味不明ですよね。

 

そうじゃなくて、私たちは三角形とか四角形とか、そういう図形を見たことがあり、イメージを持てるから、「正千角形」についてもぼんやりと理解できるんです。

「ああ、とりあえず図形なんだな」って。

「とりあえず角が千個ある図形のことなんだな」みたいに。

 

それゆえ、言葉の意味を理解するには、イメージとか知覚が必要な要素です。

 

というわけで、言葉の意味には、主に2つの要素があります。

1つは、言葉の使い方、使用法。

2つめは、イメージとか知覚情報。

 

最後まで読んでくれてありがとうございました。

 

まとめ

言葉の意味は、主に2つの要素が必要。

  • 言葉の使い方、適切な使い方と言える条件。
  • イメージや知覚情報。