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田中たかあきブログ

当たり前のことや基本をしっかりやることを大切にしてます。

引っ越しした新しい部屋で感じること

こんにちは、田中です。

 

見知らぬ場所や、自分になじみのない場所、今までとは違う新しい場所で眠るとき、

私はある苦痛を感じるます。

眠るときだけでなく、なじみのない場所や部屋にいるときに感じる苦痛です。

引っ越ししたら、まさにその状態になります。

 

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それは、その部屋や空間が私に向ける敵意であり、居心地の悪さです。

 

例えば、新しい家に引越しをして、今まで慣れ親しんでいた部屋とは別の、全く新しい部屋で過ごすとき、その空間に私が入る余地はほとんどありません。

その部屋の壁、カーテン、エアコン、床、あらゆる部屋のものは、自分に冷たい視線を向けてくるのであり、

「おい、新入りが来たぞ」というまなざしで、こちらを見てくる。

 

私は少し困惑しながら、遠慮がちに部屋にいるしかありません。

気分としては、クラスに新しく来た転校生の気分です。

 

夜に眠るときも、チラッとカーテンを見ると、冷たい表情でコチラを見てくるので、気が滅入ってきます。

なので、私はなかなか眠れず、たえず目を天井に向けなければならないのです。

 

例えば、ホテルや旅館で何日か滞在するとき、私になじみのないベッドや時計や机や壁、椅子たちは、自分たちだけの日常生活を楽しんでいたのに、

私が部屋にいることによって、自分たちの楽しみが乱されることに不満そうな顔をします。

「邪魔者が入ったな」という感じで彼らは私を出迎えます。

 

針で動く時計があると、余計大変ですね。

なぜなら、普段の家にある時計なら、針の音なんてほとんど気にしないですが、なじみのない時計は、休みなしにせっせと訳のわからない言葉でおしゃべりをつづけるからです。

 

ホテルのカーテンを見ると、私への敵意に満ちた表情でこちらを見てくるので、私はさらに気分が悪くなります。

そのカーテンは、第三者の人間がいることが目障りであるために、不機嫌に肩をそびやかす人の態度に似ています。

 

これがもし、私が普段住み慣れた部屋であれば、その部屋の中の家具や物は、全て自分と親しいので、苦痛は感じません。

普段の部屋では、家具とか物は、私の目の邪魔になりませんし、私もそれらの邪魔になりません。

なぜなら、部屋の物は全て、私の延長にすぎないからです。

 

そういうわけで、見知らぬ場所や普段とは違う場所で眠ると、居心地が悪いのですが、

しばらく時間がたつと、その敵意に満ちた部屋も、だんだんと温かみのある部屋に変わります。

 

例えば、引っ越した家の部屋で、最初は私に敵意を向けて冷たい態度だった家具や物も、いつのまにか気が付くと、慣れ親しんだ関係になります。

壁や床や冷蔵庫なども、私に親しげな目を向けてきます。

そしてむしろ、そうした家具や物が、私の生活に欠かせないものになってきます。

それは時間がたったからでしょうね。

 

というわけで、見知らぬ場所で感じる苦痛は、時間が解決してくれるようです。