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田中たかあきブログ

当たり前のことや基本をしっかりやることを大切にしてます。

大学のゼミで一緒だった友達と久しぶりに会ったらネットワークビジネスの勧誘だった話

こんにちは、田中です。

昨日の夜の話です。

 

仕事のあと、大学のとき一緒のゼミだった女性と久しぶりに会ったら、旅行のネットワークビジネスの勧誘をされました。泣きたいです。

 

ネットワークビジネスやマルチ商法の本質は、仲間から儲けることだ。

「こういうことができるよ、夢や目標を叶えることができるよ!私たちは仲間!」と仲間のポジションに立ったうえで、末端の仲間から儲けるのだ。

 

私は別に、ネットワークビジネス自体が良いとか悪いという話をしたいのではない。

ネットワークビジネスをやりたい人はやればいいと思う。

 

ただ私自身はネットワークビジネスやマルチはあまり好きじゃない。

なぜなら、末端の仲間から儲けるのが欺瞞的だから。

そして、仲の良かった身近な人に勧誘されたことが悲しいのである。

彼女本人はいい人なのだが、いい人だからこそハマりやすいのかもしれない。

 

突如始まった勧誘

私は、卒業した大学に3年次編入学で入ったので、その前は地方の大学に数年間在籍していた。

そのときの大学で、同じゼミだった友達が、東京にやってくるというので、久しぶりに会うことになった。

 

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東京駅の八重洲地下街でご飯を食べながら楽しく話していると、彼女が突然、上品な茶色のファイルをゴソゴソと取りだした。

 

そして、ファイルの中から1枚紙を取りだし、「これ知ってる?」と彼女はニコニコ顔で私にその紙を渡してきた。

 

その紙には、赤くて太い字で「ネットワークビジネスは~うんぬん」と書いてあった。

「・・・・・・・・・・・え!?」

ネットワークビジネスと書いてある。

 

こういうのってホントにあるんだ、としみじみと思った。

 

「これ見たことある?」と聞かれるので、私が「知らない」と言うと、「えっ、知らないの?」と言われた。

 

「ネットワークビジネスという言葉は聞いたことあるけど、この紙は見たことない」と私は言った。

 

「え~!見たことないの~!?」と彼女は言った。

「っていうか、もしかしてやってるの!?」と私は尋ねた。

それに対して彼女は、「うーん、いや、そういうわけじゃなくて」みたいなことを言った。

 

そして彼女は、「1枚ずつ丁寧に読んでみて」と言った。

何が起こったんだ、と動揺しながら、私はその紙を読んだ。

 

紙には、「他のネットワークビジネスでは儲からないけど、私たちは違います!」みたいなことが書いてあった。

 

「格安で旅行に行けるんだよ~」と彼女は言った。

彼女は旅行好きらしく、安く旅行に行けるからこれに入っているようだった。

まあそれは別にいいのだが、格安で旅行に行けるのは、誰がお金を負担するからなのか。

 

裏表に書いてある紙は、典型的なセールスレター調の文章で、赤い太文字と黄色の背景色が使われていて、一昔前のいかにも胡散臭いセールスレターだった。

 

私が適当に読み飛ばそうとすると、彼女は「ちゃんと読んだ?全部ちゃんと読んで」とニコニコ顔で言った。

「裏にも書いてあるから」と言われ、裏も読む。

 

1枚読み終わったのでその紙を返すと、「ハイッ(笑顔)」とさらにもう1枚紙を渡されて、読むように言われた。

 

「あと何枚読むの?」と私が聞くと、「もうちょっとだけだから」と彼女は言った。

また適当にざっと読み飛ばそうとすると、「ちゃんと読んだ!?、真ん中の部分とかちゃんと読んで」と言われた。

 

そのあと何枚も紙を読むことになり、「まだあるの?」と私が聞くと「あとちょっとだから」とニコニコ顔で言われた。

 

しかも、ネットワークビジネスの勧誘の紙を読んでいると、隣の席の会社員のおじさんがこちらをチラリと見てきて、「うわ、ネットワークビジネスの勧誘受けてる・・・」みたいな視線を感じるので恥ずかしかった。

 

さらに、店員のかわいい女の子が、隣の席のテーブルをふくためにやってきて、「なんか勧誘されてる・・・」みたいに思われてることが恥ずかしくなった。

 

なので、私は苦笑いしたり呆れた顔をして、「私は勧誘されているけど、断ろうとしてるんです」というオーラを出して、周りの人にアピールしていた。

 

 結局、裏表ある紙を8枚~10枚くらい渡されて読んだ。

彼女はほとんど説明せず、私がそのセールスレターを読むだけ。

 

紙には、説明会に参加するように、と書いてあった。

つまり、この勧誘の目的は、説明会に参加されることなのだ。

 

 要は、旅行に格安で行ける、というネットワークビジネスなんだが、彼女自身はあまり仕組みをよくわかってないようだった。

 

私は、ネットワークビジネスがどういう仕組みなのかを説明して、この紙に書かれてる旅行の話も、それと同じ仕組みでしょ、と聞いた。

すると彼女は「いや~、そうじゃないんだよ~」と言った。

 

「会員になるだけでも2万5千円かかるし」と私は言うと、「いや~違うんだよ~」と彼女は言った。

何がどう違うのかは、教えてくれなかった。

 

そして「これに興味ある?興味ない?」と聞かれるので、私は「興味はない」と言った。

彼女は「別に無理に誘うわけじゃないから」と言った。

 

そして「でも会員が10万人になったらもう入れないから」と言われた。

 

ネットワークビジネスやマルチの本質

ネットワークビジネスやマルチの本質とは、仲間から儲けることである。

仲間から儲けるビジネスが、ネットワークビジネスやマルチである。

 

「目標や夢に向かって、一緒に頑張っていこう!オー!」と言って、その仲間から儲けるのである。

 

正確に言うと、一番下の仲間から儲けるのが、ネットワークビジネスやマルチである。

 

例えば、次のような場合。

トップ

仲間1

仲間2←この人から儲ける

 

 

この場合仲間2の人から儲ける。

仲間2の人には、新しく誰かを勧誘すれば稼げるとか、旅行に格安で行けると説明して、入会させ、仲間にする。

 

あるいは、次のような場合

トップ

仲間1

仲間2

仲間3←この人から儲ける

 

誰かを勧誘すれば稼げると説明して、仲間3の人を入会させ、自分たちの仲間にする。

 

このように、ネットワークビジネスやマルチは、常に末端の仲間から儲けるシステムである。

それゆえ、末端の人が儲けるには、さらに新しい末端の人間が必要なのである。

 

つまり、新しい末端の人が入ってこないと、最初に末端だった人は、いつまでたっても稼げない。

 

格安で旅行に行けるらしいが、そのためには、誰か新しい末端の人間が必要だろう。

じゃないと、格安で行ける分のお金はどこから出てくるんだ、という話になる。

 

「儲ける」という字は「信者」であるように、よく、信者をつくれば儲かると言われる。

 

夢や目標をかかげ、「自分たちは仲間だ!」という雰囲気を出しながら、その仲間から儲ける。

例えば苫米地英人さんや与沢翼さんは、そういう仕組みをうまく使ってると思う。

私自身は、わりと二人のことは好きなのだが、やってることはちょっとなあ、と思ってしまう。

 

まとめ

というわけで、人生で初めてネットワークビジネスの勧誘を受けた。

しかも、身近な友達から勧誘されたので、悲しい気持ちになった。

別にネットワークビジネスが悪いと言いたいわけではない。

やりたい人はやればいいと思う。

ただ、なんか悲しい気持ちになった。