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田中たかあきブログ

当たり前のことや基本をしっかりやることを大切にしてます。

ビートルズとローリングストーンズの映像の違い

以前、千葉大学の集中講義で、嶋田直哉先生の芸能文化論とかいう授業を受けたことがあるのだが、そのとき、ビートルズの映像とローリングストーンズの映像の違いについての話があった。

 

彼によれば、ビートルズの映像は、ただ演奏しているだけ。

 

それにたいして、ローリング・ストーンズの映像は、より演劇的だという。

なぜなら、ミックジャガーの身体は、ビートルズとは違うから。

ミックジャガーの身体は、より演劇的な身体なのだと彼は言っていた。

要はパフォーマンスとか、身体を使うことが多いということだ。

 

 

それがどうした、と思わないこともないが、ライブに対する考え方の違いが、ビートルズとローリングストーンズにはあるらしい。

 

三島由紀夫は、ビートルズの演奏を見て、「何もそこで起こっていなかった」と述べたという。

 

ビートルズの曲が好きな私としては、え?という感じだが、三島にとっては、ビートルズの演奏は、やる気がなくあまり上手でないように見えたのかもしれない。

実際、三島は、ビートルズの演奏は虚像だと言っている。

ビートルズ好きの私としては、何言ってやんでえ、という感じだが、見方の違いだろう。

 

ライブパフォーマンスという観点で考えると、例えばジミーヘンドリックスはギターを破壊しているので、パフォーマンス性が強い。

というか、もはや演奏じゃない。

 

なので、ジミーヘンドリックスの演奏は、単なる演奏じゃなくて、パフォーマンス性や身体性がある、先生は言っていた。

 

また、マイケル・ジャクソンは、音楽は2の次で、ダンスが中心になっているという。

演奏よりも、ダンスがメインであり、音楽を凌駕しているらしい。

音楽よりもむしろダンスを見ているかんじ。

 

たしかに、マイケル・ジャクソンのダンスはとてもかっこよく、ついつい見入ってしまう。

 

マイケル・ジャクソンは、メッセージや演劇的なものを強調している、ということらしい。

 

改めて考えてみると、ふだん見に行くライブは、音楽だけというよりも、パフォーマンスとかダンスとか、歌手と客とのコミュニケーションとか、一体感とか、複合的なものだ。

 

また、例えばミュージカルは、パフォーマンスとか身体性がより強い。

オペラはどうだろう、よくわからない。

 

話はそれるが、ミュージカルって、観客層が多い反面、苦手な人も多いイメージがある。

私も最初は、劇と歌が混ざっているのが不思議だった。

 

私が初めて見たミュージカルは『風と共に去りぬ』だ。

小学生か中学生くらいのときに、父が東京の帝国劇場に連れて行ってくれた。

 

話はよくわからなかったが、迫力があってすごいなあという記憶がある。

途中の休憩中に劇場内の喫茶店で食べたアイスを食べたら、「帝国劇場」という文字が入ったスプーンを持ち帰ることができたことを覚えている。

 

話を戻してまとめると、ビートルズとローリングストーンズの映像には、パフォーマンスが多いかどうかの違いがある、という話だ。

だからどうした、という話だが、ふと思い出した。