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田中たかあきブログ

当たり前のことや基本をしっかりやることを大切にしてます。

事業の成功、スケール条件の1つ

事業 成功・スケール要因、特徴

事業がうまくいくポイントの1つは、レバレッジが効いているか、である。

つまり、少ない投入量で多くの収益を得られるかどうか、である。

 

その中でも特に、複利を使えるかどうかが、その事業がスケールする条件となります。

つまり自己増殖である。

 

生まれた利益を元金に組み込んで、次の利益を増やし、またその増えた分の利益も元本に組み込んで、次の利益を増やすこと。

これが金融などで使われる純粋な複利。

雪だるま式に増えること、これが複利の本質だ。

 

では、事業に複利思考を使うとどうなるのか。

 

結論は、事業が雪だるま式に大きくなればいいわけである。

実際、事業にも複利の思考はぴったり当てはまる。

 

簡単な話、増えた利益を再投資すればいい。

え?そんなことと思ったあなた、まだ続きがある。

 

再投資するのは利益だけではない。

 

まず利益の再投資の場合。

よく急成長した企業が、上場した直後に次のように発言する。

「株式配当は出しません、成長のために内部留保します」

 

この発言は、「私たちは複利思考でビジネスをしたい、もっと事業を伸ばしたい」

という意味だ。

つまり、再投資して事業を雪だるま式に増やす宣言である。

 

例えば、1億円の売り上げを出す会社があると仮定しよう。

原価が6000万円、経費が4000万円、営業利益が2000万円だったとする。

 

そこから法人税を700万円くらい引くと、1300万くらいの最終利益が出る。

この当期純利益は、株主に配当するか、あるいは会社に利益剰余金として貯めておく選択肢がある。

 

もし株主に配当すれば、株主は満足するが、会社の事業は成長しない。

だから、会社の最終利益は再投資するのが正しい選択である。

 

なので、ベンチャー企業は「内部留保するよ、配当はしないよ」と言うのである。

つまり、成長のためにまだ資金が必要だよ、ということ。

 

ここまでは当たり前の話だが、ここからが大事なポイント。

実は、複利とは、お金についてだけ言えることではない。

 

利益以外の複利

利益以外の複利、その1つがお客さんだ。

お客さんも複利で増やすことができる。

 

例えば、事業がはじまって、ようやくできたお客さんを、最高に満足させることで、次の新しいお客さんを紹介してくれるように彼らにお願いできる。

つまり新規顧客を紹介してもらえる。

 

このとき、紹介してくれるお客さんにも、何かメリットがあるといい。

もしそうなれば、客が客を呼ぶ状態が生まれて、すぐに事業が拡大する。

 

人が足らなくなり、人事採用に忙しくなるくらい。

儲かっている会社は、顧客に顧客を紹介してもらっている場合が多い。

 

また、取引先も複利で増やすことができる。

取引先が取引先を呼ぶ。

そのためには、最初の取引先1社を最高に満足させる必要がある。

満足のさせ方は、業種ややり方によって違う。

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つまり、お金がお金を呼ぶという状態を、事業のありとあらゆる要素に使う。

お客さんがお客さんを呼ぶ。

信頼が信頼を呼ぶ。

口コミが口コミを呼ぶ。

人材が人材を呼ぶ。

 

 伸びるサービスは、「スケールした」、と言われるけれど、ではなぜスケールしたのか?

 

その理由は、そのサービスの利用者が、新しい利用者を増やしているからだ。

複利が機能している場合のみ、事業がスケールする。

 

当たり前のことだけど、ついつい忘れてしまう視点である。

 

自己増殖がカギ

複利はなぜ起こるか?

それは、元本を用意して、利益を出して、その利益を元本に組み込むから。

利益を使ってしまうのは複利思考ではない。

 

同じように、古いお客さんを切ってしまったら、新しいお客さんができてもダメ。

全てのお客さんを積み上げていくことが、複利思考。

そのなかで、客の紹介に次ぐ紹介を引き起こす。

 

事業での元本とは何か?

それは1つ1つの要素だ。

 

例えば、少数の顧客、少数の利用者、少数の人材、少数の取引先、少数の信頼、少数の取材、少数の読者、など。

たくさんある。

 

どれもが自己増殖することによって、事業が複利によってとんでもない速度で成長する。

 

自己増殖。

お金がお金を呼ぶのも一緒。

 

例えば、超優秀な人を1人採用すれば、彼の友人の超優秀な人がまた会社に入ってくる。

すると、また同じような優秀な人が増えていく。

なぜなら、優秀な人の友人は優秀な人が多いからだ。

 

要するに、誰か1人から信頼を得ると、彼を信頼している別の人からも信頼を得ることができる。

 

お客さんがお客さんを紹介してくれる口コミなどは、事業ではよくあるが、それを意図的にしっかりと複利的に増やすのだ。

 

もしそれができれば、お金、人、情報、商品などが、ことごとく集まってくる。

これが、事業が3年くらいで100億とかいっちゃう会社の仕組み。

アプリやサイトでも同じこと。

 

ユーザーがユーザーを連れてこないとスケールしない。

例えば、LINEは、口コミで広がっている。

 

では、どうすれば自己増殖を引き起こすことができるのか?

 それは、1つの点を完璧にこなし、そこで得たものを全て次に活かすしかない。

 

例えば、1人のお客さんを大切にすること、これが全て。

1人のお客さんを恋人のように大事にする。

すると、無条件的な信頼とか絆が生まれる。

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そうすれば、そのお客さんの背後にいる友達とか知り合いなどの、何十人、何百人という人を紹介してもらえる。

紹介すれば本人にもメリットがあることを伝えれば、自然と彼はお客さんを連れてくるだろう。

 

一事が万事。

1人のお客さんに対して、そのお客さん1人しか見ないのではなく、その背後に多くの人がいることを考えて行動する必要がある。

 

点で出た利益、経験、情報、信頼、知識、全てを元手に組み込み、総動員してまた再投資する。

 

このようなサイクルを高速で回す。

 

話が抽象的で申し訳ないが、複利思考があれば事業を短期で作れる。

口で言うのは簡単だが、意識すべきことであることは間違いない。

世の中でうまくいっていることは、全てこれで説明できる。

 

ポイントは3つ。

1.1つ1つの点を大切にする

2.大切のレベルは家族や恋人に尽くすレベル

3.自己増殖するに、メリットを作る

 

ちなみに、3がない場合は、自然に口コミが起きている状態である。

 

口で言うのは簡単、実際にやるのは難しいが、絶対に忘れてはいけない視点だ。