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田中たかあきブログ

当たり前のことや基本をしっかりやることを大切にしてます。

現代文の解き方(評論文の場合)

現代文の解き方

大学入試での現代文の解き方について、まとめてみました。

現代文の問題を解くときに意識するといい点を書きます。

 

評論文問題の解き方のコツ

・文章の論理構造を理解する

現代文の文章は、問題提起、主張、根拠、の3つで成り立っています。

だから、文章のどんな部分も、必ず問題提起か、主張か、根拠のどれかなんです。

 

「問題提起」とは、「〇〇は本当に正しいのか」とか「AとBはどう違うのか」など、とにかく何か問うている言い方です。

 

「主張」とは、「〇〇は〇〇である」みたいな内容の文章です。

 

「根拠」とは、主張に対して「なぜなら~だからだ」とか「というのも~だからである」という言い方をする文です。

「根拠」は、さらに「説明」とか「具体例」とか、「比較」に分けることができます。

 

・意味のかたまりを分ける(フェーズ分け)

文章全体を見て、今はどのフェーズなのかを区切って、意味のかたまりを理解します。

パラグラフリーディングとも言います。

 

フェーズとは、今は主張が書かれてるのか、問題提起がされているのか、根拠が書かれているのか、根拠の説明がされているのか、根拠の具体例なのか、比較されているのか、引用が書かれているのか、ということです。

 

例えば、この部分は、主張の根拠が書かれている部分だ、と分ける。

この部分の根拠に対する具体例の部分だ、など。

 

書き手が言いたい内容を、大まかに区切っていきます。

これがフェーズ分けです。

ポイントは、文章を意味のかたまりで分けることです。

 

入れ子構造を理解する

大きな問題提起の中で、いくつかの小さい問題提起が書かれている場合があります。

それは、大きな問題提起という中にある、小さな問題提起です。

大きな問題提起と主張もあるし、小さな細かい問題提起や主張や根拠も書かれています。

 

このように、入れ子構造になっていることがわかると、文章の全体を把握できるので、森を見ることができます。

木を見るだけでなく、森を見ることが大切です。

 

・前後関係の中で考える(文の流れやリズムを把握する)

前の文章と次の文章がどんなつながりをもっているのかを考えます。

言い換えると、文章全体の流れ、リズムを理解することです。

 

例えば、次のような場合があります。

問題提起がされた後に、問題提起に対する著者の主張が書かれている。

主張の根拠が書かれて、その後に、その根拠の詳しい説明や具体例が書かれていて、他の事例との比較が書かれている。

1つの問題提起→主張→根拠、のあとに、新しい問題提起がされている、など。

 

基本的には、文章の順番は、問題提起→主張→根拠(説明、具体例、比較、引用など)の順番に書かれていることが多いです。

 

このように、文章の方向性を知れば、問題を解くのが感嘆になります。

 

・接続詞を手がかりにする

接続詞を理解することで、文章の方向性を理解しやすくなります。

今は主張の部分なのか、根拠の説明なのか、具体例なのか、比較なのか、引用なのか、フェーズを理解することにも使えます。

 

例えば、「たしかに(なるほど)そうだ、しかし~」という表現や、「もちろん~だ、しかし~」という表現は、他の主張や根拠を比較したうえで、自分の主張を展開していくやり方です。

フェーズでいれば、比較→主張という流れです。

 

「ところで」とか「さて」という接続詞は、話の論点が転換することを意味します。

例えば、1つの問題提起から、別の問題提起の話に変えるときに使われます。

その場合は、新しい問題提起がされるんだな、と頭を切り替える必要があります。

話の転換点を見つけることができる接続詞が、「ところで」とか「さて」です。

 

接続詞は、いろいろあります」

「逆に~」、「~というよりはむしろ~」という逆接。

「あるいは」、という二者択一や言い換え。

「だから」「したがって」という帰結や言い換え

 

・問われ方を理解する

どんな答え方を要求されているか正しく理解することです。

例えば、「そのまま抜き出しなさい」という問題なら、問題文の中から文章をそのまま抜き出す必要があります。

自分で勝手に文章や内容を変えられないです。

 

「本文中の言葉で答えてください」という問題なら、文章の言葉をそのまま抜き出せばいいです。

 

「本文中の言葉を用いて答えなさい」という問題なら、自分で言葉や内容を加えたり補ったりしてOKです。

本文中の言葉をそのまま使わなくても、組み合わせたり変えたりできます。

 

・指示語の探し方

「それ」とか「あれ」など指示語が何を指しているか探すときは、その指示語の後に書いてある内容と同じ部分を、指示語の前に書いてある内容の中から探せばいいです。

そのときも、文章の構造のフェーズ分けをすると、指示語が指しているものを見つけやすくなります。

 

以上が、現代文の評論文問題を解くときのコツです。

大切なことは、森を見てから木を見ることです。

鳥の目で文章を見てから、虫の目で文章を読んでいきます。

迷路も、上からみれば、出口が一発でわかりますが、それと同じです。