田中たかあきブログ

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トランプ氏が悪者という風潮への違和感

トランプ氏への抗議デモを見ていると、いかにもトランプさんが絶対に悪者で、自分たちは絶対に正義!みたいなムードが一部にあってイヤーな気分になる。

決して抗議している人全員がそうではないが、一部にそういう雰囲気がある。

 

少なくとも、彼らが絶対的に正しいわけではない。

トランプさんが絶対的に悪であるわけではない。

 

物事は、1つの観点から見ると悪いものに見えても、別の観点から見ると善いものであることが非常に多い。

1つの価値基準だけでトランプ氏の政策を悪と決めつけることは、別の価値基準で見る視点が欠けている。

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秩序ある国家にするという目的で見たときには、不法移民を排斥することは正義である。

 トランプさんがやろうとしている保護主義やアンチグローバリズムは、国家をうまく保つうえで非常に大切なことだ。

トランプさんの政策は極めて常識的なものなんだよ。

 

トランプ氏が、不法移民を強制退去させようと考えていることは、非常に正しい。

なぜなら、「不法」移民なんだから。

 法律に違反して勝手にアメリカに滞在しているのだから、それを法律にしたがって強制退去させることは、法を重視する社会にとって当たり前のことだ。

 

社会のルールに背いているのを許すなんて、それは法治国家じゃないよ。

国家の法を大切にするなら、不法移民を排斥することは当たり前のことだ。

 

でも、抗議デモの中では、トランプ氏の移民政策も避難されている。

まあデモをして反対を表明することは、言論の自由だからそれ自体はいいんだけど、不法移民を排斥すること自体は全然おかしなことじゃなくて、社会の秩序を守るために必要なことだ。

 

「アンチグローバリズム」とか「移民排斥」とか「保護主義」という言葉には、なんだか悪いイメージがあるが、それは先入観による間違った認識だ。

これらのワードはなんとなく悪いものだという、よく考えもしない思い込みによって、トランプ氏を悪者だと決めつけて、「トランプ反対!」と絶叫しているならば、とんでもないことだ。

 

この状況、既視感がある。

ああ、安倍政権の集団的自衛権の政策に対する、シールズなどの抗議デモに似てる。

別に抗議デモ自体は言論の自由だから全然いいんだけど、なんか「安倍は絶対に悪!我々は絶対に正義!」みたいなムードがイヤーな感じだった。

 

物事は、複数の観点から見ると、善くも見えるし悪いものにも見える。

「絶対にこれは悪!」と決めつけて、別の見方ができないと、物事を正しく見ることはできない。

 

集団的自衛権によって国防を強化することのメリットなどは考えず、なんとなく「集団的自衛権」=戦争=悪、みたいな図式を信じている人がけっこういた。

なんとなく、「安倍さん=悪者」みたいなイメージをもって、デモに参加している人もいた。

 

まあそもそも公約で言われていたことだから、選挙で勝った以上、公約を守ることは民主主義的に当たり前のことであり、デモで抗議すること自体はおかしいわけだが。

 

社会の秩序を守るためには、ある程度の保護主義や、アンチグローバリズムは必要不可欠である。

 

今は特に、これまでのグローバリズムの反省から、アンチグローバリズムの時代に入っている。

大きな流れに逆らっても無駄である。

大きなトレンドには逆らうよりも、うまくその流れの中で泳いだほうが得だ。

 

別に、彼らが絶対に間違ってると言いたいわけじゃない。

私が言いたいのは、「トランプ氏が絶対に悪い」みたいな考えは間違っているということだ。

なぜなら、物事はどの観点から見るかによって、善くも見えるし悪いことにも見えるからだ。

 

トランプ氏の政策は、国民が秩序のなる安全な社会の中で生きるために、極めて常識的なことであり、アメリカ国民のことをよく考えているものだ。

そもそも、トランプさんは、しかるべき選挙制度によって当選したんだから、それに抗議することは、民主主義のルールを否定することだ。

 

まとめるとね、「トランプは絶対に悪!自分たちは正義!」みたいな、1つの観点に固執した考え方に対して、イヤーな感じを受けたわけだ。

もちろん、それがダメだと言いたいわけじゃない。

1つの観点に固執した態度をとることも、1つの生き方だ。

 

でも、彼らが正しいわけでは決してない、ということ。

なぜなら、1つの観点で物事の善悪を決めつけると、別の観点からの良しあしを見えていないからだ。